日帖画帖

幼い時のことは、どれくらい覚えていますか。着ていた服、使っていた机、好きなおもちゃ。自分がどのような人生を歩んできたのかを思い出すのは、案外難しいものです。

あまりにも当たり前な日常は、わざわざ写真に写さない。けれども、日常こそ、忘れたくないものです。今は恥ずかしく、自慢できる写真ではなかったとしても、十年後、二十年後に撮ってよかったと思えるものを。

自分にとっての「当たり前」は、他者とは違う個性です。日常画帖は、第三者だから見える「その人らしさ」を残すという選択肢をご提案します。

日帖

過去の写真を見ることになるのは、ふと思い出した時か、たまたま見つけた時のどちらかでしょう。けれども、ロックがかかった親のスマートフォンに入った写真を、子どもは見つけられません。アルバムもたいていは、倉庫の奥。だから、日常画帖では、リビングの本棚にさりげなく置いておける、コンパクトな写真集「日帖」にして写真をお渡しします。

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